うちの子供はオヤジ【妻】

メンタルクリニックでよく見かける、息子と母親。どうやら息子には逆らえない様子の母親。どうもその息子の目つきがキツイのが前から鬱々妻は気になっていた。出来るなら待合では、同じソファーやその息子の見える範囲には居たくない。(だって暴れそう叫び

母親は上品な感じの身なりで物腰も丁寧、しかし息子は身なりはそれなりだが、無愛想。クリニックのスタッフに対して全く無視状態。待っている患者に対しても邪険な雰囲気を醸し出している。医師とどのような会話をしているかは不明だが、調剤薬局で処方されている薬の説明を漏れ聴くと「統合失調症」のようだ。やっぱり。

母親は「うちの子供は、好き嫌いが多くて、リスパダールのジェネリックは駄目なのよぅ~」とか「うちの子供は自分で薬を管理しています」などと薬剤師と会話している。

おいおい、その息子、どう見ても中年オヤジ!子供ってぷぅっはてなマーク母親にも受診が必要かも、と調剤薬局で待っているときに感じた。

「死にたい」青年【妻】

メンタルクリニックは、2週間隔などの週単位で同時刻に予約を入れることが多い。

そのため、いつも同じようなメンバーがクリニックや調剤薬局ではち合わせる。

何か月も(何年も)顔を合わせていると、会話はしないが、親近感を覚えるようになる。

いつも「死にたい・・・・・」とつぶやく青年がいる。次回受診していると、「あぁ~生きてる。よかった」と思い、受診していないと『もしかして・・・・やった?』と興奮してしまう。この場合、不思議なもので『死んだかも』と思うと心配しているのだが、自分の脳内はセロトニンがダァーっと出てきているのがわかる。

ほとほと自分の性格が嫌にもなるが、何かテレビでも報道していたが「他人の不幸は蜜の味」というのは科学的にも立証されたらしい。

さて、その「死にたい」青年、街中で遭遇した、クリニックにいるときとは違って、同世代の若者とワイワイガヤガヤ楽しそうに見えた。一瞬、お互い目が合うと、表情が固まり軽く会釈してすれ違った。

クリニックに行く時は「死にたい」自分に酔っているのか、それとも同世代の若者と接しているときは、無理をしているのか?